こういう漢になりたいと思える作品「銀河英雄伝説DIE NEUE THESE 激突」の感想を紹介!!
魂が震える熱い漢達の物語!
数年前からリメイクされTV放映後は劇場版で補完された銀河英雄伝説DIE NEUE THESEの新作がいつの間にか上映されていることにyoutubeの広告動画で気が付き、慌てて観に行きました。
この記事ではそんな「銀河英雄伝説DIE NEUE THESE 激突 第一章」の感想を紹介します。
1分くらいで読み終わるので最後までお楽しみください!
- 新米軍人ユリアンの初陣
- ラインハルトを支える双璧たちとの出会い
- 意味ありげに登場するみすぼらしい犬
いつ撃墜されるのかと冷や冷やものだった。
「銀河英雄伝説DIE NEUE THESE 激突 第一章」の序盤は自由惑星同盟側の立場からスタートします。
主人公の一人であるヤン・ウェンリーの被保護者であるユリアン・ミンツの軍隊への入隊から初陣が描かれています。
士官学校でのシーンではたまたま通りかかったヤンが生徒にパワハラまがいな暴力を振るう軍人を見かけ、速攻で左遷を明示させるシーンなどヤンの人柄の大きさがうかがえるシーンでした。
その後の初陣のシーンでは緊張する新兵たちに冗談を言って和ませるベテラン兵士や新兵同士の触れ合いなども描かれていました。
初陣でユリアンは戦果を挙げて大活躍しますが、そこで調子に乗ってしまったことを自覚し、悔やむシーンにはユリアンの器の大きさを感じられます。
頼もしい部下たちとの馴れ初めのエピソード!
「銀河英雄伝説DIE NEUE THESE 激突 第一章」の中盤では銀河帝国側の立場で物語が進みます。
主人公の1人ラインハルト・フォン・ローエングラムの頼もしい両腕であるウォルフガング・ミッターマイヤーとオスカー・フォン・ロイエンタールがどういういきさつでラインハルトの部下になったのかが描かれていました。
過去に実直すぎるミッターマイヤーは若年貴族の横暴を力づくで収めたことで貴族たちからいわれなき罪で投獄されてしまいます。
そこで親友であるロイエンタールがかねてから実力に目を付けていたラインハルトに助力を求め、これに応える見返りに忠誠を誓うことになるのです。
貴族の横暴にも真っ直ぐに立ち向かうミッターマイヤーの姿や、普段は冷静ですが親友のために奔走するロイエンタール、そして窮地に颯爽と現れ帰属に一泡吹かせるラインハルトの姿には胸が熱くなるばかりです。
ラインハルトの治める活気に満ちた帝国の様子!
「銀河英雄伝説DIE NEUE THESE 激突 第一章」の終盤も銀河帝国側の物語でした。
銀河帝国の実質的なトップに君臨したラインハルトによる改革がどのように帝国に影響したかが描かれています。
もともとの銀河帝国は貴族の横暴で民が苦しんでいましたが、ラインハルトはそこにメスを入れ民衆からの支持を得るのです。
心の底から民衆たちはラインハルトに感謝し、活気に満ちた生活を送るのでした。
そんな中でラインハルト邸の庭に1匹のみすぼらしい犬が迷い込むのです。
見張りの兵士たちが気を使ってパンを与えますが、食べようとしません。
さらに活気に満ちた町で開かれるお祭りの場にもこのみすぼらしい犬が姿を現します。
ラインハルトの部下の対象の1人がお祭りのごちそうの肉を差し出しますが、これも食べようとしません。
舞台は変わり帝国内でも冷静すぎるがゆえに周囲から煙たがられているパウル・フォン・オーベルシュタインの帰路が描かれます。
リムジンで帰ろうとするところに例のみすぼらしい犬がやってくるのです。
お付きの兵士がオーベルシュタインの犬かと勘違いしたことをきっかけに彼はなんとこのみすぼらしい犬を引き取ることにするのです。
その後、ラインハルトの部下の大将たちの間でこの話が持ち上がります。
あの周囲から煙たがられているオーベルシュタインが犬を拾ってしかもその犬が唯一食べる丁寧に煮込まれた高級な鶏肉をみづから買いに行っていることに驚いているのです。
普段は人の心などないような冷徹な決断を下すオーベルシュタインの意外な一面が垣間見れるシーンでした。
さいごに
前回の劇場版がかなり先が気になる終わり方だったので楽しみだった「銀河英雄伝説DIE NEUE THESE」
直ぐに第二章も公開されるので今からとても楽しみです。