これぞまさしくB級映画だった!「大怪獣のあとしまつ」を公開初日に観た感想を紹介!!
美味しい食材を料理するのに失敗したような映画だった!
予告編を見て面白そうだと思って公開初日に観に行った「大怪獣のあとしまつ」!
実際に観てみると期待を大きく下回るTHE B級映画でした。
この記事ではそんな「大怪獣のあとしまつの」の感想を紹介します。
これを読んで観に行くかどうかは皆さんの判断にゆだねることにします。
- 素材はいいけれども・・・
- 登場人物が多すぎ!
- 展開がありきたり!
あまり見られないシチュエーションに斬新さを感じたが・・・
「大怪獣のあとしまつ」は倒した後の怪獣をどのように処理するかという、あまり見られないテーマの映画でした。
視聴前は大きな怪獣の亡骸を人間がいろんな苦労を超えて何とか始末するドラマが描かれるものとばかり思っていました。
しかし、蓋を開けて見るとそこまで怪獣のあとしまつには力を入れておらず、責任のなすりつけ合いや、不倫などの愛憎劇と下品で寒いギャグの連発でした。
せっかくの斬新なテーマを活かしきれていないところが残念でした。
登場人物が多くて誰が誰だか分からなくなる!
「大怪獣のあとしまつ」は数多くの登場人物が出てきます。
しかし、一人一人にスポットライトがあまり当たっておらず、いまいち話にのめり込むことができません。
唐突に過去回想が始まったりしますが、突然すぎてついていけませんでした。
結局、巨人がなんとかするんかい!
「大怪獣のあとしまつ」の一番良くなかったところが最終的に怪獣の後始末を光の巨人がやってしまうところです。
本作の主人公は劇中で2年間行方不明となっており、そのきっかけが怪獣が倒れることになったまばゆい光でした。
もう主人公が光の巨人になって怪獣を倒したことが一発で分かります。
さらにラストでその正体が明らかになり、怪獣を処理してしまいます。
そういうのが見たいんじゃないんだよ!
現実には見られないような超巨大生物をいかにリアルに処理するかの苦労が見たかったんだよ!
さいごに
期待を大きく下回るB級映画だった「大怪獣のあとしまつ」!
今日の一番の収穫は予告編の伊能忠敬の大河ドラマを作る映画が楽しみになったことでした。