謎と陰謀と優しさと三拍子が揃っていた2021年春アニメの名作「シャドーハウス」を紹介!!
殺伐とした雰囲気の中で一層際立つ純真さが魅力!
OPを見た瞬間、なんだこれは?と唖然となってしまった2021年春アニメ「シャドーハウス」
それもそのはず、なんと登場人物の半分に顔が無くて黒く塗りつぶされているという斬新さ。
しかし、1話ごとに盛り上がる展開が多く、気が付くと夢中になってしまう面白さがある作品でした。
この記事ではそんな「シャドーハウス」の魅力について紹介します。
- 謎の多い設定の舞台で繰り広げられる物語!
- 権力闘争や下剋上、仲間同士の蹴落としあいなど陰謀が渦巻く展開!
- 底抜けの純真さが見ていて癒される主人公の存在!
シャドー家という謎の多い舞台!
「シャドーハウス」は1話時点で視聴者にこれといった説明がありませんでした。
物語を見ながら想像を膨らませる楽しみのある作品です。
登場人物の半分は「シャドー」もしくは「おかげ様」と言われて顔が黒く塗りつぶされており不気味ですが、みなそれが当たり前であるようにふるまっています。
もう半分の登場人物たちは普通の人間ですが、彼らは「生き人形」と呼ばれまるで人間ではないように扱われ、自分たちも人間である自覚がありません。
この世界は一体どうなっているのか気になって次回が楽しみで仕方なくなります。
様々な陰謀が渦巻く舞台!
「シャドーハウス」の物語中では様々な陰謀が渦巻いています。
「シャドー」達はその頂点である「偉大なるおじい様」(キャスト名も左記)に気に入られるためにそれぞれが手柄を立てようと必死でありそのための陰謀を巡らせます。
最下級の「シャドー」達は位を上げるために上の位の「シャドー」に気に入られるため策を講じて動きます。
また、そんな「シャドー」に仕える「生き人形」達も自分たちの主が評価されるようにと互いをけん制し合ったりします。
そんな殺伐とした舞台で繰り広げられる群像劇が「シャドーハウス」の魅力の一つでした。
暗い話のなかでひときわ輝く光のような存在である主人公「エミリコ」
「シャドーハウス」の物語は謎や陰謀といったダークな印象を与えますが、それに反して主人公である「生き人形」の「エミリコ」は底抜けに明るく、優しく、純粋で一生懸命な可愛い女の子です。
「エミリコ」の存在が殺伐とした物語の中でより一層、鮮烈な輝きを放ち、癒しを与えてくれます。
そんな「エミリコ」の優しさは他の登場人物にも影響して彼らを変えていきます。
「エミリコ」が仕える主人、他を蹴落とそうとする意地悪な「シャドー」とその「生き人形」、根暗で自分に自身が持てない同僚の「生き人形」
彼らは皆、「エミリコ」と関わることでそれまでとは違った考え方をするようになっていくのです。
そんな様子もまた「シャドーハウス」という物語の大きな魅力です。
さいごに
光と闇の二面性が面白い「シャドーハウス」ですが、2021年春の時点では1クールのみの放送で物語はひと段落就いたところで幕を閉じます。
是非とも2期を放送して欲しい名作でした。
また、物語だけではなく作中を彩るBGMも雰囲気を出しており、絶望系アニソンシンガーの「ReoNa」さんが歌うEDの「ないない」も「シャドーハウス」にぴったりで耳に残ります。
まだ、見てない人は是非とも「シャドーハウス」の視聴をおススメします!
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