「映画大好きポンポさん」をもう一回見てきたので今度はネタバレ全開で紹介!まだ観てない人も観に行こう!!

公開から一週間、もうネタバレしてもいいよね?

特典の描き下ろし漫画の後編が読みたくて「映画大好きポンポさん」をもう一回見てきました。

特典は抜きにしても良作だったので2回目も楽しめました。

BDが出たら予約して発売日に買おうと思います。

この記事では「映画大好きポンポさん」のネタバレ全開での紹介をします。

ネタバレNGの人は見ないでね。

ついでに特典の描き下ろし漫画についても紹介します。

  • ストーリーのネタバレ
  • 個人的に好きなシーン
  • 特典の描き下ろし漫画

あらすじ後のストーリーを紹介

公式HPに書かれてあるあらすじの続きからストーリーのネタバレを紹介します。

監督に任命された主人公「ジーン」と「ポンポさん」達は映画撮影のためのロケ地へと飛行機で飛び立ちます。

ここでは主にベテラン俳優の「マーティン」と新人女優の「ナタリー」のシーンが撮影されるのですが、とても和やかかつ皆が良い作品を作ろうと奮闘している活気に満ち溢れた様子が見られます。

ベテラン俳優の「マーティン」は現場の人間の全員が撮影について自由に意見することを求めます。

そして、監督である「ジーン」や新人女優の「ナタリー」だけでなく他スタッフの意見もどんどん取り入れられより良い映像が撮影されていきます。

遂に全てのカットの撮影が終了してクランクアップとなりましたが監督である「ジーン」の仕事はまだ終わりではありません。

「ジーン」には72時間分の撮影映像を編集する大役が残されていたのです。

この名作を如何にして編集するかワクワクしながら作業を始める「ジーン」ですが、なかなか満足のいく編集ができません。

何度も何度も試行錯誤を繰り返していくうちに、期日は迫ってくるのです。

遂に「ポンポさん」がスポンサーへの試写会の前の確認にやって来ましたが、編集は全く終わっていませんでした。

それどころか「ジーン」からは追加撮影をしたいと申し出があったのです。

追加撮影のためには解散した撮影チームの招集、既に他の仕事に入っている役者のスケジュール調整、そのための資金などなど多大な労力を割く必要があることを「ポンポさん」は「ジーン」に告げます。

しかし、それでも「ジーン」は自分が監督を務める作品を完璧なものにするためには追加撮影が必要と考えており、「ポンポさん」に土下座して懇願します。

そんな「ジーン」に折れた「ポンポさん」はため息交じりで追加撮影のための行動に移りますが、その表情はどこか嬉しそうでもありました。

ここで一番のネックになったのが資金です。

試写会が予定通りに行われなかったため既存のスポンサーが出資を取りやめてしまったのです。

新たな融資先として銀行に打診した「ポンポさん」でしたが、この件でやってきたのは「ジーン」の同級生で銀行マンの「アラン」でした。

銀行側としては融資できないとのことでしたが「アラン」個人としては「ジーン」が監督を務める映画に融資したいと考えており、そのための策を「ポンポさん」に話します。

後日、銀行にて映画への融資を判断するための打合せの場にて「アラン」の策が動きます。

融資に反対する銀行の経営者たちに「ジーン」を含めた映画撮影関係者たちが熱意を語ったインタビュー映像を見せることで説得します。

「アラン」と「ジーン」の熱意に銀行の経営陣達の意思が少し動きますが、それでも利益を数字で示していない点でまだ認められません。

ここで「アラン」のもう一つの策が明らかになります。

この打ち合わせの様子が全国へ中継されており、再生数がどんどん伸びていることを示します。

さらには事前に募ったクラウドファンディングの額も上がってきていることで「アラン」は数字を示したのです。

しかし、常軌を逸した「アラン」やり方に銀行の経営者たちは大層ご立腹な様子であり、「アラン」はクビを宣告されます。

その時、打ち合わせの中継を見ていた銀行の頭取が現れて、「アラン」を称賛します。

頭取は「アラン」の情熱をとても評価しており、経営陣を説得して映画への出資もその場で決定するのです。

こうして、資金の問題は解決され追加撮影も無事終了して「ジーン」は編集を再開するのですが、作業に熱中しすぎて遂には倒れてしまい、入院することになります。

途方に暮れる「ポンポさん」達ですが、なんと「ジーン」は病院から抜け出して編集を再開します。

その隣では新人女優の「ナタリー」が「ジーン」をサポートするのです。

自身にとって印象深い撮影シーンが編集でどんどんカットされていく様に涙を浮かべる「ナタリー」ですが、「ジーン」も震える手で編集しているところを見てからは黙って「ジーン」を支えます。

こうして、幾多の困難を得て完成した映画は多くの人々から評価される名作へとなったのです。

胸が熱くなるシーンが多い!

私が特に好きだったシーンは二つあり、一つは映画の撮影の様子のシーンです。

撮影に関わる人たちからどんどんとアイデアが出てきて、それらを取り入れながらより良い作品を作ろうとしている活気に満ち溢れた様子が見ていて楽しくもあり、羨ましくもなりました。

もう一つは、銀行での融資の判断の打合せのシーンです。

一度は失敗したかに見えた「アラン」の策が銀行の頭取に認められ、さらに頭取の経営陣への説得や「アラン」への称賛の言葉は心に響くものがあり、組織のトップとはこうあるべきだと感じました。

映画の前日譚を描いた特典の描き下ろし漫画

特典の描き下ろし漫画は前編と後編に分かれています。

前編は「ジーン」が如何にしてとてつもない映画マニアになったのかが描かれています。

元々は「ジーン」の通う学校で話題になった映画の話に参加したくて映画を見るのですが、内容が理解できず話についていけなかったので、もっとよく知ろうとするところから始まります。

セリフをメモし、わからない言葉や作品についての情報や評価を徹底的に調べ上げた上でもう一度映画を見た時に「ジーン」はその面白さにのめり込むのです。

そして、映画について完璧に理解をして意気揚々とクラスメートとの会話に参加しようと思う「ジーン」でしたが、その頃にはもうクラスの中で映画は話題になっていませんでした。

こうして、「ジーン」は周囲の目を一切気にすることなく様々な映画に没頭していくことになり、「ポンポさん」の映画会社の採用面接を受けることになるのです。

後半は「ジーン」の採用面接のシーンからスタートします。

映画以外にはなんにもない「ジーン」が如何にして面接を通過したのか、「ポンポさん」は「ジーン」の中に何を見て採用に至ったのか、採用後の「ジーン」の仕事の様子が描かれていました。

さいごに

「映画大好きポンポさん」は映画好きなら是非観てほしい名作で、映画好きでなくても観てほしい名作です。

私もまた観に行くかもしれませんしBDの発売が待ち遠しく思います。

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